亀田和毅のプロ13戦目延期 興行上の理由で

和毅のプロ13戦目延期　興行上の理由で

　ボクシングのＷＢＣ中米バンタム級王者・亀田和毅（亀田）のプロ１３戦目が延期になったことが９日、分かった。当初１７日にメキシコで初防衛戦を予定していたが、亀田ジムによると興行上の理由で延期となった。和毅は現在、メキシコに滞在しており、４月下旬か５月上旬に初防衛戦を行う予定。また日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）の安河内剛事務局長によると、試合の延期と父・亀田史郎氏の一連の騒動とは無関係という。

内藤大助、５月９日に再起戦…タイのアジア王者と

＜ボクシング＞内藤、５月９日に再起戦…タイのアジア王者と
毎日新聞 - 2010/3/23 18:31

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）フライ級前王者で現ＷＢＣ同級３位、内藤大助（３５）＝宮田＝の再起戦が５月９日、東京・後楽園ホールで行われることが２３日、宮田ジムから発表された。

　相手はＷＢＣアジア同級王者のスリヤン・ポーチョクチャイ（２１）＝タイ＝に内定。昨年１１月、６度目の防衛戦で亀田興毅（亀田）に判定負けして以来の試合で、宮田ジムで会見した内藤は「前回の試合で自分の弱点も見つかった。負けた相手にリベンジしたい気持ちは当然あるが、亀田にこだわっているわけではない」と、雪辱より王座返り咲きを目標に掲げた。

来日即！ポンサクが興毅に先制“口撃”

来日即！ポンサクが興毅に先制“口撃”

　「ＷＢＣ世界フライ級王座統一戦」（２７日、有明コロシアム）
　暫定王者ポンサクレック（タイ）が２０日、成田着の航空機で来日し、正規王者・亀田興毅に先制“口撃”した。６年前にタイで興毅とスパーリングをして以来、興毅からこき下ろされてきたポンサクレックは「カメダはファイト面では鍛えているが、精神面で鍛えていない。年上を敬わず、行儀が悪い」とぶったぎった。
　ただ興毅のボクシングの成長ぶりには警戒心を深めている。６年前のスパーリングの経験を持ち出し、「あの時よりは、かなり技術が向上している」と素直に成長を認めた。また６年の時を経てようやく対戦が実現することには「２人にとってこの対戦はとてもいい時期。機は熟した」と冷静に話した。
　タイでは１００ラウンドを超えるスパーリングを行い、体重は現時点でリミットまであと約１キロだという。「長い間、ベルトを日本に預けていたので、それを取り戻すために日本に来た。ひたすらチャンピオンベルトを取り戻すだけ。経験では私のほうが大きく上回っている」と“王者”のプライドをのぞかせた。

長谷川が本格的スパー開始＝ボクシング

長谷川が本格的スパー開始＝ボクシング

　世界ボクシング評議会（WBC）バンタム級王者の長谷川穂積（真正）が15日、世界ボクシング機構（WBO）同級王者、フェルナンド・モンティエル（メキシコ）との11度目の防衛戦（4月30日、東京・日本武道館）に備えて、神戸市内の所属ジムで本格的なスパーリングを開始した。
　この日の4ラウンドを含め、試合までに通常より少し多めの100ラウンド以上をこなすつもりという。「前の試合が左利き（相手）だったので、右利き（相手）の感覚を取り戻したい。自分の技術を上げることが大事」と長谷川。試合前の4月上旬には自伝が発売される予定で、「勝ったら読んでくれる人が増える。いいプレッシャーになる」と気持ちを奮い立たせていた。　

大毅くんやりましょう！坂田ＫＯで前哨戦クリア

大毅くんやりましょう！坂田ＫＯで前哨戦クリア
スポーツニッポン - 2010/2/21 7:03


　元ＷＢＡ世界フライ級王者・坂田健史（３０＝協栄）が世界前哨戦に１回ＫＯ勝ちし、ＷＢＡが対戦を義務付けている現王者・亀田大毅（亀田）への挑戦をアピールした。２０日に東京・後楽園ホールで行われたノンタイトル１０回戦でインドネシア同級王者エリック・ディアス・シレガーから２度のダウンを奪い圧勝。きっちり結果を出し「亀田君に挑戦したいと思います。やりましょう」と呼び掛けた。

　あとは亀田陣営との条件面での交渉を残すのみ。試合後は弁護士同席で異例の会見を行った。両陣営はファイトマネーの支払いをめぐり係争中のため、亀田陣営は対戦に難色を示している。それでも協栄ジムの金平会長は、ＷＢＡが坂田との対戦を義務付け、亀田陣営のサインも入っている調印書を振りかざし「それとこれは別問題。調印書にもＭＵＳＴ　ＢＯＸ（戦わねばならない）と書いてある」と主張した。