初代タイガーマスクが主宰するリアルジャパンプロレスの12月4日後楽園ホール大会に新たな謎のマスクマン、ブラック・シャドーが見参する。28日、東京・興義館で開かれた会見にはブラック・シャドーが初お目見え。自らを「初代タイガーの影」とうそぶくこの男は、「初代タイガーが出せないヒールな部分も出していく。最終目的は初代タイガーを狩ること」と不敵に初代虎狩りを予告した。
スーパー・タイガー、タイガー・シャーク、“仮面シューター”スーパー・ライダーに続く、新たなマスクマンがリアルジャパンに出現することになった。リアルジャパンによると、総合格闘技出身の選手でプロレスの技術も超一流、過去に試合をした総合の団体や実績などを話せばすぐ分かってしまうためにすべてシークレットという、かなりの実力者だ。初戦でグラン浜田とタッグを組み、リアルジャパンの中心選手である折原昌夫&タイガー・シャークと対戦。いきなりの強豪との対戦で、その真価が試されることとなる。
この謎のマスクマンにいきなり噛み付いたのが、会見に出席したタイガー・シャーク。同じマスクマンとしても意識するのか、「非常に目障り。オレと折原選手の標的はブラック・シャドー。最初で最後にしてやるし、ハッキリ言って、ブラック・シャドーはリアルジャパンにいらないね」と、早くも抹殺予告だ。
折原も「未知数だけど、出る杭は打つ。シャークと組んで、早急に叩き潰したい。そして、今までオレたちがリアルジャパンでやってきたこと、その続きをお客さんに見せられる試合を2人でやっていきたいし、シャドーはその材料に過ぎない。潰します」と、ブラック・シャドーを自分たちの引き立て役としか捉えていない。
強豪2人にいきなりの抹殺宣言を突きつけられたブラック・シャドーだが、いたって冷静そのもの。その名の通り黒い覆面からのぞく眼を鋭くギラつかせると、「リアルジャパンは強い人間だけが上がれるリングと聞いている。潰される覚悟はありますが、自分も潰しにいきます」と、一歩も引かない真っ向勝負宣言。そして、「自分は初代の影。初代のストロングスタイルと、初代が出せないヒールな部分を出していく」と語ると、衝撃の初代虎狩り予告まで飛び出した。
「自分の最終目的は、初代タイガーを狩ることです」
初代を狩るのはオレだと言い返してきた折原に対し、リングの上で証明されるとさらに応酬したシャドー。果たして、“初代の影”の実力とは!? 12.4後楽園ですべてが明らかになる。
■初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『Conclusion~決着~』
12月4日(木)後楽園ホール 開場:17時30分、開始:18時30分
【発表全対戦カード】
<メーンイベント タッグマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク(RJPW)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門メキシコ)
三沢光晴(プロレスリング・ノア)、鈴木鼓太郎(プロレスリング・ノア)
<セミファイナル レジェンド チャンピオンシップ(第3代王者決定戦)60分1本勝負>
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
アレクサンダー大塚(AO/DC)
<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
石川雄規(バトラーツ)、スーパー・タイガー(RJPW)
高山善廣(高山堂)、長井満也(ドラディション)
<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
グラン浜田(フリー)、ブラック・シャドー(不明)
折原昌夫(メビウス)、タイガー・シャーク(RJPW)
<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
間下隼人(RJPW)
斎藤彰文(RJPW)
[ スポーツナビ 2008年11月28日 17:59 ]
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