内山、右一閃！初防衛に成功 ＷＢＡ世界Ｓフェザー級タイトルマッチ

内山、右一閃！初防衛に成功　ＷＢＡ世界Ｓフェザー級タイトルマッチ
サンケイスポーツ - 2010/5/17 20:34


　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフェザー級タイトルマッチ１２回戦が１７日、さいたまスーパーアリーナで行われ、チャンピオンの内山高志（ワタナベ）は挑戦者のアンヘル・グラナドス（ベネズエラ）に、６回ＴＫＯ勝ちし、初防衛を果たした。

　内山は序盤、１８５センチの長身グラナドスが繰り出すジャブを弾きながら、ワンツーを重ね徐々にペースをつかんでいく。３回には右ボディストレートからフックにつなげ、グラナドスをぐらつかせる。

　迎えた６回。右ストレートからプレッシャーをかけると、グラナドスをロープ際に追い詰め、カウンター気味に右フックを一閃。うつぶせにダウンを喫したグラナドスはレフェリーのカウントにも立ち上がれず、６回１分４２秒でテクニカルノックアウトが宣告された。

　内山の戦績は１５戦全勝（１２ＫＯ）。１月１１日に当時の王者ファン・カルロス・サルガドを１２回ＴＫＯで下し、王座を獲得した。日本のジム所属の世界王者は４人のまま。