中日・和田、居残り特打１９５振

　打撃不振にあえぐ中日・和田が１０日、落合監督の直接指導の下、１９５スイングの居残り特打で不振脱出を図った。５０分の間、指揮官の指導による中断は１７回に及び、独特のオープンスタンスは、ほぼスクエアに変更された。和田は「これだけズレたんだから思い切って違うことをやらなきゃということです。相当悪かったですからね」と話した。（ナゴヤドーム）

By　サンスポ

長谷川の相手・バルデス、王座奪取へ意欲

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級タイトルマッチ（１６日・国立代々木競技場）でチャンピオンの長谷川穂積（真正）に挑戦する同級２位のアレハンドロ・バルデス（メキシコ）が１１日、東京都内のジムで公開練習を行い、「コンディションはいい。ベルトを持ち帰るために日本にやってきた」と王座奪取への意欲を示した。

　２４歳のバルデスはこの日、約１時間リラックスしたムードで練習を行った。「スピードを強化してきた」というようにミット打ちではリングを広く使って動き回り、連打を放つなど、スピードが持ち味の長谷川対策の一端をのぞかせた。

By　ニッカンスポーツ

大毅再起戦チケット完売！11・６レサゴ戦

　１年間ライセンス停止中の亀田大毅（１９＝亀田）の再起戦のチケットが１０日、完売した。１２日で処分が解ける大毅は、１１月６日に東京・後楽園ホールでアンヘル・レサゴ（２３＝メキシコ）と対戦。先月下旬から発売された約２０００枚のチケットは、３０枚の当日券を残して売り切れた。世界初挑戦だった昨年１０月の内藤戦でレスリング行為などの反則騒動を起こし、ライセンス停止の厳罰。しかし、最近は敬語を使うなどイメチェン中。積極的な出げいこでさまざまな選手とスパーリングをこなし、１年１カ月ぶりの実戦に備えている。

By　ニッカンスポーツ

「自然とロンドンはなくなる」…石井に聞く

　―吉村強化委員長にプロ転向を伝えた？
「将来行ってみたい、興味はあるということは言いました。ただ、今はまだ学生なので卒業することを第一に考えています。これから振り出しに戻って考えていきたい。時間が少し欲しいと思います」

　―ロンドン五輪へ構想外という話もあるが。
「（転向の話が出る）その前から来年の世界選手権に出ないで休みながらやる、自由にやるとか言ってた。柔道も（世界ランキングの）ポイント制になるので、試合に出なければポイントもたまらない。自然とロンドンはなくなると自分でもそう思う」

　―総合の練習や具体的なオファーは？
「全然やってないです。柔術の練習は五輪前からやっていたし関係ない。交渉は全然ないし、話も聞いていない」

　―結論はいつまでに出す？
「まだ時間はあるし焦ってもよくない。ゆっくり考えている。転向の時期？　３０歳ぐらいで行くかもしれないし、それはわからない。卒業後に振り出しに戻って柔道なのか、本当にやりたいことを考えてみたい」

By　スポーツ報知

吉田、石井の総合転向は「もったいない」

　バルセロナ五輪の柔道男子７８キロ級金メダリストでプロ格闘家の吉田秀彦が１０日、総合格闘技への転向問題で去就が注目される石井慧（国士舘大）について「まだ若いし、柔道を辞めるのはもったいない。やれるところまで柔道をやった方がいい」と話した。

　自らは柔道で現役引退後に、五輪金メダリストで初めてプロ格闘技に参戦。この日、神宮球場で行われたプロ野球のヤクルト－巨人２３回戦で始球式を務めた吉田は「まさかこのタイミングで言うとは。柔道を続けながら格闘技にも挑戦するというのが一番いいとは思うが、今はそれができない」と話した。その上で「どれくらい柔道が強いのかやってみたい。柔道でなら、勝負したい」とリングではなく畳の上での勝負を熱望した。

BY　ニッカンスポーツ