北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧が3日にプロ総合格闘家に転向したことに対し、アントニオ猪木氏が“ブラジル修行のすすめ”を説いた。
猪木氏は石井のプロ格闘家転向に関して「いいんじゃないかな。どこの団体に行ってもいいと思う」と語ると、「いい指導者に出会えれば」と師匠の大切さを説明。さらに、今の石井ではプロ総合格闘技の世界では通用しないと見たか、武者修行の旅を提案した。
「修行をしたらいいと思う。ブラジルとか回って体験しないと。柔道家の弱点は、つかんでから勝負すること。打撃には弱いからね」
自身にもゆかりがあり、数多くの強豪格闘家を生んでいるブラジルを修行先の第一候補に挙げた猪木。一方、石井のIGF参戦については「ウチは自由だから。誰でも上がれる」と、来るものは拒まずの姿勢を見せた。
[ スポーツナビ 2008年11月5日 16:42 ]
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