パンクラス「第4回ism主催興行」(12月7日、東京・ディファ有明)開催まで1週間を切った1日、ismに所属する北岡悟や大石幸史ら総勢11名の選手(川原誠也のみパンクラスP’sLAB横浜所属)が神奈川・P’sLAB横浜に集い、合同での公開練習を行った。
リング上では6選手がスパーリング、第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦を控える鳥生将大は別メニューで筋トレなど、各選手が思い思いの練習を実施して、来るべき決戦に向けて気持ちを高ぶらせていた。
練習終了後、集まった選手全員が質疑応答に応じた。まず今大会に出場する5選手が意気込みを述べ、「パンクラス年内最後の興行、しっかり締めたい。対井上(克也)という部分もあるけど、どんなことがあっても勝つ」(大石)、「今年最後の試合、絶対勝ちたい。ベルトが目標だった」(川原)、「きっちり決着をつける。分かりやすい試合をしたい」(鳥生)、「しっかり勝ちたい」(金井一朗)、「(11月8日「VALKYRIE 01」での勝利も含めて)連戦連勝で勝ちだと思っている。(対戦相手には)年末は病院で過ごしてもらいたい(笑)」と、それぞれがパンクラスの年内最終興行、さらにism主催という部分にこだわりを持ち、その上で勝利を誓った。
そんな選手たちに、1.4「戦極の乱」(さいたまスーパーアリーナ)で五味隆典との大一番が待っている北岡は「3人とも(大石、川原、鳥生)、ベルトにふさわしい選手だと思っている。パンクラスの名のつく選手にベルトを巻いてもらいたい。特に鳥生。まだまだ上を見れる選手。(メーンは)井上選手には僕は3回やって一度も勝てなかった。でも大石が勝つと思っています」とエールを送った。
3大タイトルマッチで幕を閉じる今年のパンクラス。果たして、「パンクラス」と名のつく選手が外敵を排してベルトを独占できるのか!? なお、公開練習を仏様のような笑顔で見守っていた近藤有己は、今後に関して「(今は)自分でも充電期間だと思っている。練習も控えめです。来年にはいいところを見せたい」と静かに語っていた。
■パンクラス「第4回ism主催興行」
12月7日(日) 東京・ディファ有明 開場15:00 開始16:00
<メーンイベント 第2代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R>
井上克也(和術慧舟會RJW/1位)
大石幸史(パンクラスism/2位)
<セミファイナル 初代バンタム級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R>
川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜/1位)
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/3位)
<第9試合 第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R>
和田拓也(SKアブソリュート/暫定王者)
鳥生将大(パンクラスism/2位)
<第8試合 ミドル級戦 5分3R>
金井一朗(パンクラスism)
松井大二郎(フリー)
<第7試合 パンクラスアテナ 55kg未満契約戦 3分5R>
WINDY智美(パンクラスism)
中井りん(修斗道場 四国)
<第6試合 ウェルター級王座 次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 5分3R>
岩見谷智義(高田道場/3位)
野沢洋之(スタンド/4位)
<第5試合 ヘビー級戦 5分2R>
河野真幸(NEW JAPAN FACTORY)
スタニスラブ・ネドコブ(ブルガリアン・ブシドー・フェデレーション)
<第4試合 フェザー級戦 5分2R>
齊藤裕俊(和術慧舟會GODS/2008年度ネオブラッド・トーナメント優勝)
赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)
<第3試合 ライト級戦 5分2R>
マキシモ・ブランコ(戦極 育成選手)
花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会)
<第2試合 フライ級戦 5分2R>
廣瀬 勲(ストライプル)
二之宮徳昭(X-ONE GYM湘南/チームZST)
<第1試合 フェザー級戦 5分2R>
八島勇気(パンクラスP’sLAB東京)
田中康友(SKアブソリュート)
[ スポーツナビ 2008年12月1日 16:38 ]
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