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青木、川尻ら勝利選手がよろこびのコメント=Dynamite!!一夜明け会見

 激闘と波乱の連続に沸いた「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~(08年12月31日・さいたまSA)」の一夜明け会見が都内のホテルで行われ、出席した青木真也、川尻達也らが一夜明けての喜びと09年の目標を語った。

「DREAM.5(08年7月21日・大阪城H)」での対戦が実現しなかったことから“まぼろし”とされていたエディ・アルバレスとの対戦で完勝とも言える一本勝利を収めた青木は、米国を拠点とするUFCライト級の頂点であるBJペンに対し「日本にも“シンヤ・アオキ”というひとつの頂点、目標ができた」と胸を張りコメント。世界のMMAを制圧するかの勢力を誇るUFC、そしてペンに対し“日本も負けていない”ことを改めて強く発信した。

 K-1選手とDREAM選手の対戦ではK-1選手が大敗という苦い結果となったが、K-1の谷川貞治イベントプロデューサー(EP)は「いい今年のドラマになるし、競技的にも技術革命というか革新になった」と明るい表情で話していた。

 一方K-1からDREAMルールに出撃し、三角絞めでの一本勝利を飾ったセーム・シュルトは09年の目標としてK-1スーパーヘビー級王座の防衛戦とグランプリ王座への返り咲きをアピール。08年には王座を追われた格好となったシュルトだが新たな目標としてK-1とDREAMの両立を掲げていた。

 出席した主催者と選手のコメントは以下のとおり。

■谷川貞治EP

 皆さん新年明けましておめでとうございます。
 08年最後の最後まで素晴らしい試合をしてくれたファイターの皆さんありがとうございます。
 昨日のイベントはおかげさまでとてもいいイベントであったと思います。
 終了後に年越しのパーティーがありまして、私は主催の方とかスポンサー方にあいさつをさせていただいたり(DJ)OZMAさんと朝までアゲ ♂アゲ♂(EVERY☆騎士)を踊ったりしていてちょっと頭がくらくらしているんですけれども、みんな本当によろこんでくれていました。

 K-1ファイター(武蔵、バダ・ハリ、武田幸三、エロール・ジマーマン)が結構負けてしまったのですが、逆に言うといい今年のドラマになるし、競技的にも技術革命というか革新になったのではないかと思います。

 K-1は2月23日「K-1ワールドMAX」が代々木第一体育館でスタートします。「K-1ワールドGP」は3月28日横浜アリーナでスタートします。
 今年も皆さんが興味のあるようなマッチメークをたくさん組んで、DREAMの方もがんばって、昨日も言いましたけど、われわれが世界で1番いいイベントを作れる集団だと思っています。
 いいイベントを重ねていって、格闘技の熱を日本に取り戻して、世界へ発信していきたいと思います。

■笹原圭一EP

 皆さん明けましておめでとうございます。
 選手の皆さん、昨日はすばらしい試合をありがとうございました。
 09年のDREAM1発目はまだ、時期と場所が未定ですが、もう少ししたら正式に発表できると思います。
 昨日イベント終了後の会見でも申し上げたのですが、09年はウェルター級とフェザー級のグランプリ、ならびにライトヘビー級とヘビー級のチャンピオンシップ、その他の階級もベルトを中心にした戦いを組んでいきたいと思っています。

 先ほど谷川さんもおっしゃられましたが、格闘技の中心が日本にあるということを証明するために、昨日のようなイベントを重ねて熱を取り戻していきたいと思っています。

 昨日は多くのファンの方に来ていただけて、そのファンの方がまた会場に足を運んでくださると僕は確信しています。

■アリスター・オーフレイム

 昨日は素晴らしい日でした。08年は立てた目標をすべて達成するように努力をし、成し遂げることができました。09年もそうなるように努力します。
 そして自分を支えてくれた皆さんにも感謝します。恋人も大きな力になってくれましたし、チームメート、マネージメント、トレーナーといった人たちが自分を支えてくれたおかげでここまでくることができました。ありがとうございました。

■アンディ・オロゴン

 昨日の夜の大会に参加できたことを感謝します。勝つことができてとてもうれしく思っています。08年はいい1年だったと思います。今年もがんばりますのでよろしくお願いします。

■HIROYA

 皆さん明けましておめでとうございます。
 昨日の試合は反省点が多かったんですけれども、結果的に勝つことができてうれしかったし、ほかの3人の選手も気持ちが強くて、自分もギリギリだったんですけど、あの中で1番になることができてうれしかったです。それと、魔裟斗さんと「絶対に優勝する」と約束をしていて、それが果たせてうれしかったです。09年もがんばりますのでよろしくお願いします。

■桜井“マッハ”速人

 明けましておめでとうございます。08年は自分の中でいろんなドラマがあったんですけれども、09年は(ウェルター級)トーナメントがあるんで08年以上のドラマを作りたいと思います。応援してください。

■中村大介

 明けましておめでとうございます。自分はここからが勝負だと思っていますので、気を引き締めていきたいと思います。あと昨日のイベントで日本のライト級はすごいレベルが高いなと改めて思いましたので、そこへ入っていけるように、日本の格闘技界を盛り上げていきたいと思います。

■青木真也

 明けましておめでとうございます。皆様のおかげで無事に勝つことができました。
 今UFCにBJペンというひとつの頂点があります。そして昨日の試合を終えたことで、日本にも“シンヤ・アオキ”というひとつの頂点、目標ができたので、海外の選手も集まってきてくれるんじゃないかと思っています。
「まだまだ日本格闘技、負けてないんだぞ」ということを世界に発信することができてうれしく思っています。
 09年、世界と戦っていきたいと思います。

■川尻達也

 明けましておめでとうございます。08年しょっぱなからつまんない試合したり、判定の試合したり、KOで負けたりとふがいない戦いばかりだったんですけれども、久しぶりに気持ちいい勝利ができて「終わりよければすべて良し」ということで、途中で投げずに続けてきて良かったなと思いました。
 09年、青木くんがすごい衝撃的な勝ち方をしてくれたので、日本の格闘技、DREAMのライト級を僕と青木くんで盛り上げていけたらいいなと思っています。
 今年は勝負の年になると思っています。昨日以上の試合をDREAMのリングで見せられると思うんで、応援よろしくお願いします。

■セーム・シュルト

 08年は息子が生まれるなどよい年でした。ただ、K-1のベルトを防衛できませんでした。自分はその資格があると思いますので、09年は必ずまたタイトルを取りたいと思います。

■質疑応答

──ウェルター級とフェザー級グランプリの体重設定と参加選手数は?

笹原EP まだ人数は決まっていません。16人なのか8人なのか、まだ決めかねています。体重設定も大会日程とあわせてアナウンスを行う予定です。

──視聴率は出ましたか?

谷川EP 大みそかの視聴率は1月2日、瞬間最高視聴率は5日に出ます。昨日のイベントは最高に良かったんですが、ボクシングなどでもそうですが、視聴率っていうのは試合が長いほど上がっていくものなので、昨日は短い試合が多く、そこは「どうかな」と思っています。もちろんいい数字が出ればうれしいですけど、試合内容が良かったのであまり気にしていません。

──ライトヘビー級とヘビー級のチャンピオンシップ候補選手は?

笹原EP ヘビー級は外国人選手が中心になるかと思いますが、候補となる絶対的な選手はいない状況ですので、挑戦者決定戦みたいな試合を組んで生きたいと考えています。具体的な候補選手については検討中です。

──ライト級チャンピオンシップは今後どうなる?

笹原EP (同級王者、ヨアキム)ハンセン選手が不測の事態に陥ってしまい(ドクターストップで試合中止)復帰時期が分からないのですが、回復の時期を見ながら、J.Z.カルバンとの対戦を組むのか、違う誰かと戦うのか分かりませんが、彼が現王者ですのでチャンピオンシップを行うことにはなると思います。まずは精密検査の結果を待ちたいと思います。

──シュルト選手、DREAMヘビー級王座に興味がありますか?

シュルト もしもチャンスをいただけてK-1のキャリアと両立できるならもちろん考えます。

──HIROYA選手、次の目標は?

HIROYA 勉強も練習も一生懸命やって、大人の選手など強い選手と試合をしていきたいと思います。

──マッハ選手、前日会見からサングラスをかけていらっしゃいますが何かこだわりが?

マッハ いや、あのDREAMから「ネクタイをしろ」って言われて、僕あまりネクタイが似合わないと思うんでサングラスをかけました。それだけです。

──谷川EP、HIROYA選手から大人の選手と戦いたいという声がありました

谷川EP 大人の選手と当てていこうとも思っていますし、09年もK-1甲子園をやりますが、昨日はやらせ過ぎくらいやらせてしまったのは反省しています。彼らが70キロになれるのか分かりませんが、もし60キロくらいで体重が上がらないなら、彼らこそ60キロを面白くできる選手なんじゃないかと思います。今のチャンピオンよりもHIROYA選手含めあの4人(卜部功也、日下部竜也、嶋田翔太)の方が魅力を感じていますから、時間をかけてK-1ワールドMAXの60キロを作っていきたいと思います。

[ スポーツナビ 2009年1月1日 15:48 ]
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キン肉マンII世TKO負け、野獣サップに火事場のクソ力通用せず=Dynamite!!

 年末恒例となる格闘技の祭典「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~」が2008年最終日となる12月31日、さいたまスーパーアリーナで25,634人の観客を集め行なわれた。

 注目を集めたミルコ・クロコップvs.チェ・ホンマンのメガマッチは、ミルコのインローを受けたホンマンが悲鳴を上げつつ崩れ落ちるという、唐突な形でのKO決着。
 デビュー戦となったキン肉万太郎もボブ・サップに強打を集められてTKOに散り、大みそからしい2カードだったが、いずれも“これぞヘビー級”という迫力の攻防は残念ながら見られなかった。

 その一方で気を吐いたのが、インフルエンザによる呼吸不全で欠場したジェロム・レ・バンナの代打としてマーク・ハントと対戦したメルヴィン・マヌーフ。ハントとは実に41.5キロ差の対戦で、危険とすら思われたが、マヌーフは右フックを直撃させ、開始わずか18秒での秒殺KO勝ち。大会最短ノックアウト、わずか1日前にしての緊急参戦、そして40キロ以上重いハントとの対戦と、この日一番“勇気のチカラ”を見せたのはマヌーフであったかもしれない。

■「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~」
12月31日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ 観衆:25,634名

<第18試合 DREAMミドル級(84.0kg以下) DREAMルール>
○田村潔司(日本/U-FILE CAMP)
(2R判定 3-0)
●桜庭和志(日本/LAUGHTER7)

<第17試合 DREAMライト級(70.0kg以下) DREAMルール>
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
(ハンセンのけがにより試合中止)
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)

<第16試合 DREAMライト級(70.0kg以下) DREAMルール>
○青木真也(日本/パラエストラ東京)
(1R1分32秒 踵固め)
●エディ・アルバレス(米国/エリートXC/ファイト・ファクトリー )

<第15試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール※特別ルール 5分3R>
●マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)
(1R0分18秒 KO)
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)

<第14試合 無差別級 K-1ルール>
●武蔵(日本/正道会館)
(1R KO)
○ゲガール・ムサシ(オランダ/team Mousasi/Red Devil International)

<第13試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
(1R6分32秒 KO)
●チェ・ホンマン(韓国)

<第12試合 無差別級 K-1ルール>
●バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
(1R2分2秒 KO)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

<第11試合 K-1ミドル級(70.0kg以下) K-1ルール>
●武田幸三(日本/治政館)
(1R2分47秒 KO)
○川尻達也(日本/T-BLOOD) 

<第10試合 DREAMウェルター級(80.0kg以下) DREAMルール>
○桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
(1R7分1秒 TKO ※レフェリーストップ)
●柴田勝頼(日本/ARMS)

<第9試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
(1R5分31秒 三角絞め)
●マイティ・モー(米国/フリー)

<第8試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
○ボブ・サップ(米国/チームビースト)
(1R5分22秒 TKO ※レフェリーストップ)
●キン肉万太郎

<第7試合 K-1甲子園決勝戦 K-1甲子園ルール>
●卜部功也(日本/千葉県立岬高校)
(延長R判定 3-0)
○HIROYA(日本/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
※HIROYAが優勝

<第6試合 DREAMウェルター級(75.0kg以下) DREAMルール>
●坂口征夫(日本/坂口道場 横浜)
(1R3分52秒 KO)
○アンディ・オロゴン(ナイジェリア/フリー)

<第5試合 DREAMライト級(68.0kg以下) DREAMルール>
●所 英男(日本/チームゼスト)
(1R2分43秒 腕ひしぎ逆十字固め)
○中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)

<第4試合 K-1ミドル級(71.0kg以下) K-1ルール>
●佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
(3R判定 2-0)
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)

<第3試合 K-1甲子園準決勝 K-1甲子園ルール>
○HIROYA(日本/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
(3R判定 3-0)
●嶋田翔太(日本/私立西武台高校)
※HIROYAが決勝進出

<第2試合 K-1甲子園準決勝 K-1甲子園ルール>
○卜部功也(日本/千葉県立岬高校)
(3R2分29秒 TKO ※ドクターストップ)
●日下部竜也(日本/愛知県立豊田高校)
※卜部が決勝進出

<第1試合 無差別級 DREAMルール>
○ミノワマン(日本/フリー)
(1R1分1秒 足首固め)
●エロール・ジマーマン(オランダ/ゴールデン・グローリー)

<K-1甲子園 リザーブマッチ K-1甲子園ルール>
●佐々木大蔵
(2R1分0秒 KO)
○平塚大士

[ スポーツナビ 2009年1月1日 4:27 ]

スパーして!石井、前UFC王者にゴリ押し

 プロ格闘家に転向した北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(22=国士舘大)は27日(日本時間28日)、米ラスベガス市内の前UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)ヘビー級王者ランディ・クートゥア(45=米国)が主宰するジム「エクストリーム・クートゥア」を訪れ、クートゥア本人から直接指導を受けた。石井が積極的に申し入れたことで、異例の即日入門が実現した。また、MGMグランドガーデンで行われた「UFC92」観戦後には、UFC側が石井の独占交渉権を持つことで合意に達した。この模様はWOWOWで1月8日午前5時から再放送される。 【石井特集  UFC92試合結果】

 まさにごり押し入門だった。正午すぎに「エクストリーム・クートゥア」に姿を見せた石井は、クートゥア本人の案内でジム施設を見学。クートゥアから「きょうはジムは休みだが、練習したいなら施設を使っていいよ」と勧められると、待ってましたとばかりに石井が口を開いた。

 「ランディさんにテクニックを教えてもらいたい。スパーリングしたいです」

 いきなりのスパーリング直訴にさすがの前世界王者もあ然。だが、その熱意に圧倒されたのか「すぐに着替えてくるから」と苦笑しながら承諾した。クートゥア自身が全くの新人を指導することは異例中の異例だ。北京五輪で金メダルを獲得してから135日。舞台を畳から金網リング“オクタゴン”に替えても、石井の練習に対するアグレッシブな姿勢は変わっていなかった。

 直接指導では、まずは打撃から寝技に持ち込むテクニックを伝授された。続いて行った軽めのスパーリングでは、試合を控えていないため万全な体調ではない前王者が相手とはいえ、寝技で上になり自らコントロール。五輪の金メダリストの看板はダテじゃないところを見せつけた。

 約2時間、みっちりと汗を流した石井は「ランディさんとやりたかった。技術練習とスパーリングをしての2時間はドリームでした。スパーリングでは肌と肌を合わせて格闘技のいいところを勉強しようと思った。活力をもらいました」と力業で勝ち取った異例の“即日入門”を満足そうに振り返った。

 午後にはUFCのイベント「UFC92」を観戦。「凄い。より一層(オクタゴンに)上がりたい気持ちが強くなった。UFCに行けるか行けないかじゃなく、行きます」と決意を新たにしていた。大会後にはジムでの石井の練習をビデオで確認したUFCのオーナーであるロレンゾ・フェティータ氏から「経験を積めば十分通用するしトップにもなれる」と太鼓判を押された。若手選手の育成イベント「ジ・アルティメットファイター(TUF)」への出場が打診されていることにも「いいアイデア」と賛同を得た。

 さらにロレンゾ氏の代理人と約3時間の話し合いを持ち、UFC側が石井との独占交渉権を持つことで合意。UFC入りへ大きく前進し、石井も「ランディとのスパーリングで高い評価をしていただいた。超うれしいです。百聞は一見にしかず、です」と喜びをあらわにした。3泊5日のUFC観戦を石井自身は「UFCって本当にいいものですね」と映画評論家の故水野晴郎氏でおなじみのフレーズで振り返った。来年1月には再び渡米し本格的にUFCへの道を歩み始める。

By スポニチ

第1試合でミノワマンvs.エロジマン決定 メーンは桜庭vs.田村=Dynamite!!

 大みそか「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~」(さいたまスーパーアリーナ)の最後のカードとしてミノワマンvsエロール・ジマーマンの対戦が決定した。DREAMルールで無差別級戦として行われる。

 これで全19試合が決定(※開会式の前にK-1甲子園のリザーブマッチ)。第1試合がミノワマンvsエロジマン、桜庭和志vs田村潔司が第18試合で大トリを務める。

 全対戦カードと試合順は以下の通り。

■「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~」
12月31日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ 開場14:00 開始15:00

<第18試合 DREAMミドル級(84.0kg以下) DREAMルール>
田村潔司(日本/U-FILE CAMP)
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)

<第17試合 DREAMライト級(70.0kg以下) DREAMルール>
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)

<第16試合 DREAMライト級(70.0kg以下) DREAMルール>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
エディ・アルバレス(米国/エリートXC/ファイト・ファクトリー )

<第15試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール※特別ルール 5分3R>
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream team)
マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

<第14試合 無差別級 K-1ルール>
武蔵(日本/正道会館)
ゲガール・ムサシ(オランダ/team Mousasi/Red Devil International)

<第13試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
チェ・ホンマン(韓国)

――休憩――

<第12試合 無差別級 K-1ルール>
バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

<第11試合 K-1ミドル級(70.0kg以下) K-1ルール>
武田幸三(日本/治政館)
川尻達也(日本/T-BLOOD) 

<第10試合 DREAMウェルター級(80.0kg以下) DREAMルール>
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
柴田勝頼(日本/ARMS)

<第9試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
マイティ・モー(米国/フリー)

<第8試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
ボブ・サップ(米国/チームビースト)
キン肉万太郎

――休憩――

<第7試合 K-1甲子園決勝戦 K-1甲子園ルール>

<第6試合 DREAMウェルター級(75.0kg以下) DREAMルール>
坂口征夫(日本/坂口道場 横浜)
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/フリー)

<第5試合 DREAMライト級(68.0kg以下) DREAMルール>
所 英男(日本/チームゼスト)
中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)

<第4試合 K-1ミドル級(71.0kg以下) K-1ルール>
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)

<第3試合 K-1甲子園準決勝 K-1甲子園ルール>
HIROYA(日本/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
嶋田翔太(日本/私立西武台高校)

<第2試合 K-1甲子園準決勝 K-1甲子園ルール>
卜部功也(日本/千葉県立岬高校)
日下部竜也(日本/愛知県立豊田高校)

<第1試合 無差別級 DREAMルール>
ミノワマン
エロール・ジマーマン

――開会式――

<K-1甲子園 リザーブマッチ K-1甲子園ルール>
佐々木大蔵
平塚大士

[ スポーツナビ 2008年12月28日 19:33 ]

ノゲイラがミアにKO負け、王座陥落でレスナー戦消滅=UFC

 UFCの08年最終イベント「UFC92~THE ULTIMATE 2008~」が27日(現地時間。日本ではWOWOWで28日深夜0時より放映)米国ラスベガス・MGMグランドガーデンで開催され、ヘビー級暫定王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラがフランク・ミアを挑戦者に迎え、同王座の防衛戦に臨んだ。

 地元の大歓声を浴びるミアはノゲイラのプレッシャーに後退する場面も見られたものの、ノゲイラのガードの隙間から右のアッパーを押し込み頭を大きくのけぞらせる場面を幾度か作ると、続く打撃で1ラウンド中に2度のダウンを奪取。
 これはフラッシュ気味であったため、ノゲイラは息を吹き返し試合へ復帰するが、2ラウンドに入ってからのスタンド攻防でミアの左強打を浴びたノゲイラは後方へ転倒気味に3度目のダウン。序盤のダウンではすぐに防戦へ回ったノゲイラだったが、ここではミアの追撃をしのげず、パウンドを数発浴びたところでレフェリーが試合をストップした。

 これでヘビー級暫定王者となったミアは、オクタゴンサイドで試合を観戦していた同級正規王者のブロック・レスナーと、金網越しに統一戦での健闘を誓い合うように視線を交わしていた。
 一方のノゲイラは王座を失い王座戦線から一歩後退。期待されたレスナー戦も消滅する苦い結果となってしまった。

■UFC「UFC92 THE ULATIMATE 2008」
12月27日(土・現地時間) 米国ネバダ州・ラスベガス MGMグランド・ガーデンアリーナ

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合 5分5R>
[王者]●フォレスト・グリフィン
(3R TKO)
[挑戦者]○ラシャド・エヴァンス
※エヴァンスが新王者に

<UFC世界ヘビー級選手権試合 5分5R>
[暫定王者]●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
(2R1分54秒 TKO)
[挑戦者]○フランク・ミア
※ミアが暫定王者に

<ライトヘビー級 5分3R>
●ヴァンダレイ・シウバ
(1R3分21秒 KO)
○ランペイジ・ジャクソン

<ミドル級 5分3R>
○CB・ダラウェー
(1R3分01秒 TKO)
●マイク・マッセンツィオ

<ミドル級 5分3R>
○シーク・コンゴ
(1R4分37秒 TKO)
●ムスターファ・アルトゥルク

<ミドル級 5分3R>
○岡見勇信
(3R判定 3-0 ※30-27、30-27、30-27)
●ディーン・リスター

<ヘビー級 5分3R>
○アントーニ・ハードンク
(2R2分09秒 TKO)
●マイク・ヴェッセル

<ライトヘビー級 5分3R>
○マット・ハミル
(2R2分19秒 TKO)
●リース・アンディ

<ウェルター級 5分3R>
○ブラッド・ブラックバーン
(3R判定 3-0 ※29-28、29-28、29-28)
●長南 亮

<ヘビー級 5分3R>
○パット・バリー
(1R2分36秒 TKO)
●ダン・エバンセン

[ スポーツナビ 2008年12月28日 15:08 ]
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