26日、渋谷ON AIR EASTで行われた「西口DXプロレス Megaton3 ~デッカイ秋みぃつけた~」のセミファイナルに、ダチョウ倶楽部が登場。長州小力率いる西口プロレス軍団が待ち構えるリング上、大仁田厚のテーマ曲「WILD THING」に乗って入場したダチョウ倶楽部の先頭は、なりきり大仁田の上島竜兵。“西口版・長州vs.大仁田”が実現することとなった。
先発で飛び出した上島だったが、いきなりリング上にひとり取り残され「違うだろ!」と絶叫。仕切りなおしで再開となると、今度はレフェリーも加わって上島ひとりがリンチ状態に。さらにコーナーから「押すなよ! 押すなよ!」と言っているところを押されてリングに落ちるなど、最初からダチョウムーブを全開する。
肥後がジャンボ鶴田に変身、ジャイアント小馬場との“西口版・馬場vs.鶴田”から、さらに馬場に変身した肥後と小馬場の“馬場vs.馬場”対決を経て、リングにはアツアツおでんが投入される。アツアツたまごを口に放り込まれた上島が反撃に取り出したのが巨大風船。みるみる大きくなる風船を前にリングサイドカメラマンも腰が引け気味となる中、破裂した風船でもっとも大きなダメージを受けたのは結局上島。小力がすぐさま押さえ込み、3カウントを聞く結果となった。
上島以外のメンバーが手を取り合って大喜びする中、ふてくされた上島は「俺はこの試合を最後に、西口プロレスを引退します」と涙の宣言。しかし、これも会場のリアクションは薄く終わり、「思っていたよりもウケなかった」と肩を落とした上島に他選手が同情。皆で「わき、あいあい」を執り行い、感動のフィナーレとなった。
第4試合では、ドラディションの吉江豊が実兄であり芸人のよしえ・つねおと初タッグを結成。いいところを見せようと足を引っ張ったあげく、最後は自爆からラブセクシー・ローズのラリアットを浴びて沈んだ兄に対し、吉江は「何をヘマするんだろうと思って、普段の試合より疲れました。もう、ないでしょう」と今後のタッグ継続を否定。それでも「何があっても兄貴は兄貴。楽しかったです」と、フォローする気遣いも見せていた。
■西口DXプロレス「Megaton 3~デッカイ秋みぃつけた~」
10月27日(月) 東京・渋谷O-EAST
<メーンイベント シングルマッチ>
○小島 聡(全日本プロレス)
●アントニオ小猪木(西口プロレス)
<セミファイナル 6人タッグマッチ>
○長州小力、ジャイアント小馬場、松田大輔(西口プロレス)
●上島竜兵、寺門ジモン、肥後克広(ダチョウ倶楽部/太田プロ)
<第5試合 タッグマッチ>
見た目が邦彦、○ハチミツ二郎(西口プロレス)
●チェリー、アップルみゆき
<第4試合 タッグマッチ>
○ラブセクシー・ローズ、ラブセクシー・ヤング(西口プロレス)
吉江豊(ドラディション)、●よしえつねお(WAHAHA商店)
<第3試合 タッグマッチ>
●KID、ラブセクシー・乙羽屋(西口プロレス)
○田中知史、三好博道(オキシジェン/ホリプロコム)
<第2試合 タッグマッチ>
●世界のうめざわ、ザ・オバサン(西口プロレス)
○与座嘉秋、檜山 豊(ホーム・チーム/マセキ芸能社)
<第1試合 タッグマッチ>
●代々木健介、マサ小林(西口プロレス)
○武田テキサス、松雪オラキオ(弾丸ジャッキー/ニュースタッフエージェンシー)
[ スポーツナビ 2008年10月28日 14:29 ]
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