11月16日に台湾・台北アリーナで行われる全日本プロレス「2008 プロレスLOVE in Taiwan」の全対戦カードが決定。メーンイベントでは武藤敬司、曙、カズ・ハヤシ組がTARU、ゾディアック、“brother”YASSHI組と対戦することになった。
台湾では実に22年ぶりとなるプロレス興行だが、かつて相撲の巡業が行われた際には会場となる台北アリーナが満員になったという実績もあり、「プロレスよりもネームバリューが大きいのでは」(武藤)とのことから、現地でも人気の高い元大相撲第64代横綱・曙の参戦が決定した。
武藤と曙がタッグを組むのは、2人で優勝を果たした05年末の「世界最強タッグ決定リーグ戦」以来、じつに3年ぶり。しかし、武藤の化身グレート・ムタと曙にそっくりなボノちゃんが“親子”関係にあることもあり、久々のタッグ結成に曙は「もっともっと成長した姿で上がりたい」と全日本マットへの継続参戦を熱望。武藤も「プロレスは点より線。ちょっとした親子関係もあるし」と、3日の両国、そして16日の台湾興行をきっかけに、曙と新たなストーリーをつむいでいく意向を示した。
そのほか、台湾興行では全6試合が行われ(試合順未定)、オープニングではステージ上から地元のミュージシャン、ウー・パイが演奏を披露する予定だ。
■全日本プロレス「2008 プロレスLOVE in Taiwan」
11月16日(日) 台湾・台北アリーナ
<6人タッグマッチ>
武藤敬司、曙、カズ・ハヤシ
TARU、ゾディアック、“brother”YASSHI
<6人タッグマッチ>
小島 聡、KAI、大和ヒロシ
太陽ケア、NOSAWA論外、MAZADA
<タッグマッチ>
西村 修、真田聖也
鈴木みのる、TAKEMURA
<シングルマッチ>
近藤修司
征矢 学
<タッグマッチ>
諏訪魔、シーサーマスク
ジョー・ドーリング、ブードゥーマスク
<シングルマッチ>
荒谷望誉
浜 亮太
By スポーツナビ
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