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アントニオ猪木北朝鮮入り 建国61年式典に出席のため

アントニオ猪木北朝鮮入り 建国61年式典に出席のため

 IGFのアントニオ猪木社長(66)が、6日に北朝鮮の平壌に入っていたことが7日、分かった。同国の建国61年(9日)にあたっての式典に出席するためで、12日に帰国する予定という。
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亀田興毅「これからが本当のスタート」

亀田興毅「これからが本当のスタート」

 世界前哨戦を5回KOで飾ったボクシングのWBA世界フライ級1位・亀田興毅(22)=亀田=が一夜明けた6日、都内で会見し、11月のWBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)との世界戦へ、あらためて意気込みを語った。
 「まだ昨日のビデオは見てへんけど、落ち着いてできた」と振り返った。8日から奄美大島で合宿を行う予定だが「これからが世界戦に向けての本当のスタート。明日から練習するよ」と7日からの始動を示唆した。
 5日に続き、セコンドライセンス無期限停止中の父・史郎氏のセコンド復帰をアピール。「おれらのことを一番よく分かっている。この2年間、おれ一人で戦ってきたから」。亀田ジムは近日中に、日本ボクシングコミッションに史郎氏の処分解除を申請する。
[ デイリースポーツ 2009年9月7日 10:57 ]

亀田興毅、世界前哨戦を快勝=ボクシング

亀田興、世界前哨戦を快勝=ボクシング
時事通信 - 2009/9/5 17:53

 世界ボクシング協会(WBA)元ライトフライ級王者の亀田興毅(亀田)が5日、東京・ディファ有明でノンタイトル10回戦(契約体重51.5キロ)を行い、ウンベルト・プール(メキシコ)に5回2分29秒、KO勝ちした。亀田興の戦績は21勝(14KO)無敗。
 亀田興は右ジャブからのボディー攻撃でペースをつかみ、5回に3度のダウンを奪って試合を決めた。次戦は世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の内藤大助(宮田)に挑むタイトルマッチが内定しており「次の試合が勝負。(弟の)大毅もやられている。きっちり勝って2階級制覇をさせてもらう」と意気込んだ。
 亀田3兄弟の三男、和毅はバンタム級8回戦で、ヘスス・ペリバン(メキシコ)を3回2分、TKOで破り、デビューから10勝(9KO)無敗とした。 

亀田大毅、圧倒4回KO!10・6世界戦に弾み

亀田大毅、圧倒4回KO!10・6世界戦に弾み

 「プロボクシング10回戦」(30日、大阪市中央体育館)
 10月6日にWBA世界フライ級タイトル戦(大阪市中央体育館)を控えるWBA世界11位の亀田大毅(20)=亀田=は、4回KOで勝利した。
  ◇  ◇
 一瞬のスキを逃さなかった。4回、プレスをかけながらニュートラルコーナーに相手を追い詰めた大毅は、左ボディーで動きを止め一気にラッシュした。左フックからの右の打ち下ろし、そして再び左フック。容赦ない波状攻撃が相手の戦意を奪い、豪快なKO勝利を呼び込んだ。「もっと最初からいきたかってんけど、相手がパンチを出してこなかったからいけなかった。今日の収穫?それはリングに上がってKOできたこと」と冷静に振り返った。
 約1カ月後に世界戦を控えての初めての地元大阪での試合。この朝、父・史郎氏(44)とともにかつて実家があった西成区に出向いた。幼少のころ足腰を鍛えた実家近くの墓地の階段の前で史郎氏が大毅に言った。「苦しかったあのころを思い出せ。初心に戻るんや」。
 次は再び大阪に戻り2度目の世界戦に挑む。「やっぱり大阪の試合会場の雰囲気は違うな。なんていうか生臭いねん。でもやっぱり大阪はええ。大阪でベルトを巻きたい。人間がここまで変われるところを見せたい」。10月6日、故郷で成長の証しを見せる。

石田順裕、34歳新王者!背水大一番で大差判定

石田順裕、34歳新王者!背水大一番で大差判定

 「WBA世界Sウエルター級暫定王座決定戦」(30日、大阪府立体育会館)
 同級3位の石田順裕(34)=金沢=が、同級4位マルコ・アベンダーニョ(35)=ベネズエラ=を3-0の判定で下し、暫定王座を獲得した。Sウエルター級の日本人王者は、三原正(三迫)以来27年ぶり4人目。34歳での世界王座奪取は、35歳の越本隆志(FUKUOKA)に次ぐ国内歴代2位の高齢記録となる。また10月6日にWBA世界フライ級タイトル戦(大阪市中央体育館)を控えるWBA世界11位の亀田大毅(20)=亀田=は、4回KOで勝利した。
  ◇  ◇
 左、左、左…。1ラウンドから12ラウンドまで、石田は徹底して左だけを出し続けた。左ジャブで出はなをくじき、左フックで迎え撃ち、左ストレートで勢いを止めた。
 「左を制する者は世界を制す」
 使い古された格言だが、ここまで見事に体現した選手はいないだろう。左を突くことで距離を保ち、相手の大振りなパンチを完全に見切った。「狙い通りです。本当はもっと打ち合いたかったけど、勝ちを優先してしまいました」。ほとんど傷のない顔をほころばせ、作戦勝ちを強調した。
 ジムの先輩でもある元WBC世界Sフライ級王者・徳山昌守氏も「ボクシングは左一本で勝てるということを示してくれた。右のボクサーはお手本にしてもらいたい」と絶賛。「打ってから下がる“後の先”ができていた。これは気持ちが強くないとできない」。後輩の成長を手放しで褒めたたえた。
 苦しみ、悩み続けた1年だった。「本当につらかった」。世界ベルトを手に、石田がしみじみと振り返った。昨年9月に「挑戦者決定戦」を制し、次は世界戦と意気込んだが、待てど暮らせど決まらない。「引退しようかとも思った」。ふさぎ込む夫を、妻・麻衣さんが「あなたは大器晩成なんだから大丈夫」と力づけた。夫婦二人三脚でつかんだ“ラストチャンス”を、みすみす逃すわけにはいかなかった。
 日本選手27年ぶりのSウエルター級世界王者となったが「まだ暫定。真のチャンピオンになってから号泣したい」。国内歴代2位の高齢奪取を果たした34歳の世界王者の視線は、さらなる先を見据えている。晩成の血が花開くのは、まだまだこれからだ。
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