4回転できぬ者が王者? =プルシェンコが不満表明〔五輪・フィギュア〕(時事通信)
【モスクワ時事】バンクーバー五輪のフィギュアスケート男子で2位に終わり、五輪連覇を逃したエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が、逆転優勝したエバン・ライサチェク(米国)について「4回転ジャンプができない選手が五輪の王者になることができるのか。これではフィギュアスケートではなく、氷上のダンスだ」と述べ、不満を表明した。19日、ロシアのテレビ局が伝えた。
プルシェンコ自身はショートプログラム(SP)、フリーでともに4回転ジャンプを成功させており、ロシアのメディアも今回の採点結果に疑問を投げかけている。
プルシェンコは「3回転ジャンプは20〜25年前からあった。それから3回転半、4回転が始まったが、今の制度では評価されない。フィギュアスケートの進歩は止まってしまった」と批判した。 (了)
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