KID、K-1復帰もわずか80秒で散る…
「K-1ワールドMAX」(13日、日本武道館)
衝撃的な80秒殺だった。右フックをヒットさせて前に出た山本“KID”徳郁(32)だったが、パンチが大振りになったところにチョン・ジェヒ(23)の強烈な右アッパーを浴びてグラつき、続けざまに左フックを被弾してマットに突っ伏した。なんとか起きようとするが体は言うことを聞かず、四つんばいのまま10カウントを聞いた。
本業の総合ではDREAMの5・26横浜大会で1年半ぶりに復帰もジョー・ウォーレンに判定負け。試合勘を取り戻すための、05年5月4日以来のK-1復帰は「何も覚えていない。悔しい。今もう1回やりたい」という残酷な結末だった。
それでも「悪かったところを直していく。総合の選手難で立ち技も寝技もできなきゃいけない。K-1でオファーが来たら(リングに)立つ」と言い切った。このまま終わるKIDではない。
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