K-1の谷川貞治イベントプロデューサー(47)は24日、MAX世界大会開幕戦(4月21日、福岡)出場の態度を保留している、08年世界王者・魔裟斗(29)に、今月中に結論を出すように迫った。
「(魔裟斗は)目標を達成して完全燃焼している。本人に任せるが、特別扱いはしない」とした。谷川氏はこの日、昨年10月、2度目の世界王座に君臨した実績で、すでに開幕戦への出場権を得ている魔裟斗に明確な態度を示すことを求めた。
開幕戦への参戦には大きなハードルがある。魔裟斗は谷川氏、曙(39)、拓大レスリング部監督・須藤元気氏(30)と3月22日の東京マラソン(フルマラソン)に挑むことになっている。谷川氏によると、魔裟斗は連日20キロの走り込みを消化し、練習も積んでいるが、大会1カ月前に42.195キロを走ることは、体にダメージを与えかねない。
谷川氏は「世界MAX一番の選手として、やるべきことがある」と出場を促したが、開幕戦を欠場すれば、その時点で連覇は消える。魔裟斗の目標設定が大きく揺れる。
By サンスポ
どうするんでしょうか?
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