「K-1ワールドGP」(28日、横浜アリーナ)
横浜大会で激突するレミー・ボンヤスキー(33)=オランダ=とアリスター・オーフレイム(28)=オランダ=が27日、都内ホテルで開かれた会見で、危なすぎる舌戦を繰り広げた。
オーフレイムは昨年の決勝でバダ・ハリ(24)の反則を受けた際、続行不能を訴えて反則で優勝を決めたボンヤスキーに「リングの最優秀主演男優賞だ」とニセのオスカー像を贈呈して挑発。
ボンヤスキーもPRIDE時代の93キロから109・9キロまで増量したオーフレイムを「筋肉を増やすために薬を使うヤカラがいるが、ミーはアンチドーピングだ」と露骨に当てこすったが、オーフレイムは「オランダはドラッグにはリベラルだ」と開き直った。
総合格闘技からK-1を侵略するオーフレイムと08年K-1ワールドGP王者ボンヤスキーというジャンルの浮沈がかかった大一番に、個人的な遺恨まで加わった。会見後の全体写真撮影こそメルヴィン・マヌーフ(32)が割って入って無事に済んだが、当日はタダでは済みそうもない。
[デイリースポーツ]
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