打倒石井で“柔道殺し三冠王”襲名だ!
24日のIGF名古屋大会「GENOME 7」(愛知県体育館)に出場するジョシュ・バーネットが21日に来日。成田空港で会見を行い、かねてより対戦を要求している石井慧に対し、さらに挑発とも取れる対戦アピールを繰り広げた。
「IGFには常にベストの選手を当ててくれと要望している。今回はできるなら石井なんか面白いんじゃないか」
当日発表が定番スタイルとなっている(?)IGFらしからず、すでに5カードが決定している今大会だが、ジョシュの相手は未発表のまま。希望する対戦相手を問われると、ジョシュは“待っていました”とばかりにニヤリとし、上記発言をコメント。さらにその舌鋒は止むことなく、「これまでに柔道の金メダリスト2人(パウエル・ナツラ、吉田秀彦)を倒しているから、石井は3人目としていいんじゃないか。“3”はいい数字だし、石井と戦って倒したら、“柔道殺し三冠王”を名乗ろうかな」と続けた。
石井に関しては「もちろん強いだろうけど、プロレスや総合格闘技は柔道と全然違うし、金メダルを獲っただけ、ただ強いだけでは通用しない。第1戦で私とやれば勉強になるだろう」とその強さは認めながらも、“上から目線”は改めず。
「プロレスでも総合でも、リングでも金網でも構わない。彼の武器は柔道しかないから、封じ込めるし通用しない」
“勝てる”と踏んだビッグネームにジョシュの鼻息は荒い。
名古屋大会に来場の予定される石井に対し、何がしかアクションを起こすのか? との問いには「分からない、ケース・バイ・ケース」と含みを持たせたジョシュだが、「おめでとう、柔道金メダル。でも、MMA、プロレス、気をつけろよ」と、石井に警告ともいうべきメッセージを日本語で送った。
石井がプロとして訪れる初めての格闘技会場で、いかなる場面が展開されるのか――緊張感が高まってきた。
■IGFプロレスリング「GENOME 7」
11月24日(月・祝)愛知県体育館 開場16:00 開始17:00
【決定対戦カード】
<シングルマッチ>
高山善廣
モンターニャ・シウバ
<シングルマッチ>
ザ・プレデター
ネクロ・ブッチャー
<第3試合 20分1本勝負>
アレクサンダー大塚
タカ・クノウ
<第2試合 15分1本勝負>
浜中和宏
松井大二郎
<第1試合 15分1本勝負>
鈴木秀樹(デビュー戦)
金原弘光
【既報参戦選手】
ジョシュ・バーネット
ジョン・アンダーセン
初代タイガーマスク
藤波辰爾
澤田敦士
[ スポーツナビ 2008年11月21日 19:37 ]
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