ボクシングの世界王座を史上初めて6階級制覇したオスカー・デラホーヤ(36)=
アメリカ=が14日、ロサンゼルスで現役引退を表明した。
自身の銅像の立つステープルズ・センター前で「最高レベルの闘いができなくなった。私にとっても、ファンにとっても良いことではない。ボクシングは情熱であり、人生そのものだった」と述べた。今後はプロモーターとして競技に携わっていくという。
デラホーヤは1992年バルセロナ五輪で金メダルを獲得してプロ入り。スーパーフェザー級からミドル級まで、6階級で合計10個の世界タイトルを獲得した。昨年12月、マニー・パッキャオ(フィリピン)にTKO負けした一戦が最後の試合となった。通算成績は45戦39勝(30KO)6敗。(AP)
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