プロボクシング・日本Sライト級(4日、後楽園ホール)日本Sライト級王座に挑んだ同級1位・小野寺洋介山(28)が王者・木村登勇(31)を3-0の判定で破り、王座を奪取。木村の同級防衛記録(日本記録)を13で止めた。
2代目「洋介山」(ようすけざん)の小野寺が大金星だ。王座初挑戦で、日本Sライト級王座の防衛記録を更新していた王者から2回にダウンを奪うなど、大差の判定勝ち。「まさか自分が王者になれるなんて!」と喜びを爆発させた。05年にオサムジム・渡辺会長の勧めで、同ジムに所属し、90年代に人気のあった重量級ボクサー西島洋介山のリングネームを承継した。容姿、ボクシングスタイルは初代とは異なるが、「日本で一番弱い王者なので、努力して強い王者になりたい」といたって謙虚。
By サンスポ
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