来日即!ポンサクが興毅に先制“口撃”
「WBC世界フライ級王座統一戦」(27日、有明コロシアム)
暫定王者ポンサクレック(タイ)が20日、成田着の航空機で来日し、正規王者・亀田興毅に先制“口撃”した。6年前にタイで興毅とスパーリングをして以来、興毅からこき下ろされてきたポンサクレックは「カメダはファイト面では鍛えているが、精神面で鍛えていない。年上を敬わず、行儀が悪い」とぶったぎった。
ただ興毅のボクシングの成長ぶりには警戒心を深めている。6年前のスパーリングの経験を持ち出し、「あの時よりは、かなり技術が向上している」と素直に成長を認めた。また6年の時を経てようやく対戦が実現することには「2人にとってこの対戦はとてもいい時期。機は熟した」と冷静に話した。
タイでは100ラウンドを超えるスパーリングを行い、体重は現時点でリミットまであと約1キロだという。「長い間、ベルトを日本に預けていたので、それを取り戻すために日本に来た。ひたすらチャンピオンベルトを取り戻すだけ。経験では私のほうが大きく上回っている」と“王者”のプライドをのぞかせた。
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