亀田史郎氏、ライセンス返上＝亀田3兄弟「協会預かり」に－ボクシング
時事通信 - 2010/4/12 19:24
プロボクシング亀田ジムの五十嵐紀行会長は12日、東日本ボクシング協会に対し、所属する亀田3兄弟の父でセコンドライセンス無期限停止中の史郎氏が同ライセンスを返上することと、ジムの活動を無期限停止する意向を伝えた。同協会はこれを受け入れ、史郎氏はボクシング界を離れる。
五十嵐会長は同日、東京都内で開かれた東日本協会理事会に上申書を提出し、3兄弟の身分を「協会預かり」とする要望も伝えた。東日本協会では、これらを了承した上で新たに調査委員会を設置、五十嵐会長の処分を検討することになった。
3兄弟の長男で前世界ボクシング評議会（WBC）フライ級王者の興毅のほか、次男で現世界ボクシング協会（WBA）フライ級王者の大毅らは当面、亀田ジムでは活動できず、他ジムなどで練習することになる。
五十嵐会長は日本ボクシングコミッション（JBC）にも同じ上申書を出したが、JBCはこれを保留。13日の倫理委員会で史郎氏らへの処分を決める。
史郎氏は3月27日のWBCフライ級王座統一戦で興毅が敗れた直後、控室で関係者に暴言を浴びせたため、JBCと東日本協会などが厳しい処分を検討していた。
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