女子48キロ級、福見が「金」=男子は平岡「銀」、内柴敗退-世界柔道開幕
【ロッテルダム(オランダ)時事】柔道の世界選手権は26日、当地で開幕して軽量級3階級が行われ、女子48キロ級で初出場の福見友子(了徳寺学園職)が優勝した。男子60キロ級の北京五輪代表、平岡拓晃(同)は銀メダル。同66キロ級でアテネ、北京と五輪を連覇した内柴正人(旭化成)は3回戦で敗れた。
福見は初戦から3試合を突破。準決勝で北京五輪金メダルのアリナ・ドゥミトル(ルーマニア)に小外刈りで一本勝ちし、決勝ではオイアナ・ブランコ(スペイン)に優勢勝ちした。
この階級は谷亮子(トヨタ自動車)が過去7度優勝しており、五輪と合わせて谷以外の日本選手が優勝したのは初めて。
平岡は3試合に順当勝ちし、準決勝はイタリアの選手に優勢勝ちしたが、決勝でゲオルギー・ザンタラヤ(ウクライナ)に一本負けした。内柴はミラリ・シャリポフ(ウズベキスタン)に一本負け。敗者復活戦に回れず、メダルを逃した。
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