新日本プロレスの年内最終興行となる23日の「Chaos of Christmas」後楽園ホール大会では1900人を動員。いよいよ目前に迫った来年の1.4東京ドーム大会に向けて熱のこもった戦いが繰り広げられた。
セミファイナルでは天山広吉、小島聡(全日本)の天コジが邪道、外道組に快勝。インサイドワークにたけた邪道組のペースに飲み込まれてしまい、思わぬ苦戦を強いられたものの、新日本&全日本の両タッグリーグ戦を制した実力と絆(きずな)の深さを見せ付けると、小島のラリアットから天山がTTD、アナコンダバイスとたたみかけ、外道をギブアップさせた。
1.4ドームでは現IWGPタッグ王者の真壁刀義、矢野通組、そしてチーム3Dとの3WAY戦によるタイトルマッチを控える天コジは、その前の試合で現IWGPジュニアタッグ王者の内藤哲也、裕次郎組を倒して勢いに乗る真壁組の挑発を受け、ドームでのIWGP王座戦をハードコアマッチにすることをあっさり受諾。「オレたちがどんなルールでもやっちゃうチーム、天山小島略して天コジだ、バカヤロー!」と、あえて一番不利な土俵に乗っかってみせた。
■新日本プロレス「 Chaos of Christmas」
12月23日(火)東京・後楽園ホール
<第7試合 スペシャル6人タッグマッチ Wrestle Kingdom Chaos of Trinity>
○棚橋弘至、中邑真輔、後藤洋央紀
(20分34秒 ハイフライフロー→片エビ固め)
永田裕志、中西 学、●獣神サンダー・ライガー
<第6試合 スペシャルタッグマッチ Wrestle Kingdom Tag-team ScrambleII>
○天山広吉、小島 聡
(15分46秒 アナコンダバイス)
邪道、●外道
<第5試合 スペシャルタッグマッチ Wrestle Kingdom Tag-team ScrambleI>
●裕次郎、内藤哲也
(15分01秒合体キングコングニードロップ)
○真壁刀義、矢野 通
<第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
○井上 亘、金本浩二
(11分23秒 石井の凶器攻撃→反則)
飯塚高史、●石井智宏
<第3試合 20分1本勝負>
○タイガーマスク
(13分32秒 タイガースープレックスホールド)
●AKIRA
<第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
田口隆祐、●岡田かずちか
(11分40秒 スーパースクラップキック→片エビ固め)
○ミラノコレクションA.T.、石狩太一
<第1試合 20分1本勝負>
●吉橋伸雄
(7分50秒 逆片エビ固め)
○稔
<第0試合>
○本間朋晃
(8分24秒 ダイビングヘッドバット→体固め)
●平澤光秀
[ スポーツナビ 2008年12月24日 0:21 ]
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