永田、ライガーがハッスル参戦! 越中30周年大会に殴りこみだって!!
永田、ライガーがハッスル参戦! 越中(中)と8.27後楽園でタッグを結成【スポーツナビ】
新日本戦士、ついにハッスル参戦! 8月27日に東京・後楽園ホールで開催される「越中詩郎デビュー30周年記念 ハッスル外伝“やってやるって!!”」の全対戦カード発表会見が15日、神奈川・クイーンズスクエア横浜でファンおよそ2000人が集まった中行われ、新日本プロレスの永田裕志、獣神サンダー・ライガーが参戦、メーンで越中とタッグを結成することが発表された。越中&永田&ライガー組は、天龍源一郎&川田利明&TAJIRI組と対戦する。また、“Mr.200%”安生洋二もハッスル初出陣。かつてWJで長州力に反旗を翻して猛威をふるったレイバーユニオンの盟友・大森隆男とタッグを復活させ、坂田亘&小路晃組と対戦する。
ついにストロングスタイルの申し子がハッスルのリングを踏むことになった。これまで、かつて新日本プロレスに所属していたレスラーがハッスルに参戦したことはあったが、バリバリの所属選手が殴りこんでくるのは初めてのこと。しかも、IWGPヘビー、ジュニアと長く頂点に君臨していた永田とライガーのトップレスラー2人だ。
新日本とハッスル――まるで水と油のように、そのスタイルは正反対を突き進む両団体だが、この奇跡のコラボレーションを実現させた裏にはやはり、デビュー30周年を迎える大ベテラン・越中の存在によるところが大きい。いや、越中の橋渡しがなくして、永田・ライガーの参戦は実現しなかっただろう。
「せっかく自分の節目のために開催してくれたイベント。にぎやかにやりたいと思ったし、こういうものに対して意気に感じてくれる人に声をかけた。永田はここ最近では一番印象に残っているし、お前がもう1回IWGPのチャンピオンになれ!って意味も込めてね。そして、オレがお前に挑戦して、IWGPジュニアとタッグ、そしてヘビーのトリプルクラウンの夢は諦めてねぇぞってね」
ライガーに対しては、ドラゴンボンバーズとかいっしょなチームでいい思い出がないと苦笑しながらも「ジュニアで長くいっしょにやってきたし、こういう場所で反骨精神を一番出してくれる選手。男気もあるし、力を貸してくれることになった」と、笑顔で経緯を語った。
そして、対戦相手には天龍、川田、TAJIRIのプロレス界を代表するトップレスラートリオ。この面々を迎え「初めはお祭り気分だったけど、いざカードがこうして決まると、気が引き締まる思い」と、越中は一転して口をギュッと真一文字に結んだ。
今回のイベントに参加した天龍、川田も思いは同じだ。天龍が「違った意味でのハッスルを見せたいし、ガンガン行きたいね。永田、ライガーにも30周年を込めて胸に刻み込むチョップを叩き込みたい」と語れば、ライガーとは高校時代にレスリングの試合をして以来、プロレスでは初めての対戦という川田は「大先輩の30周年の記念のリング、ガツン!と行きたい」と、ともにエンターテインメントを超えたプロレスの神髄を見せる構えだ。また、天龍と川田は久々のタッグということで、「合体技を出すしかないでしょう!」(天龍)とも予告している。
このメーンカードの実現によって、越中本人が語ったようにただのお祭り的な記念イベントを超越してしまった8.27後楽園。
「幸い、今は調子がいいので8月27日は最高のコンディションでリングに上がりたい。永田、ライガーがハッスルに上がるのは画期的なこと。相手も申し分ないし、ガッチリやってやるって!」
アッと言う間だったというプロレス人生30年の1つの集大成となるリングで、越中が代名詞の“侍魂”を存分に披露する。そして、永田、ライガーはハッスルのリングでいかなる起爆剤となるのか。
■越中詩郎デビュー30周年記念~ハッスル外伝~やってやるって!!
8月27日(木)東京・後楽園ホール 開場18:00 開始19:00
<メーンやってやるって>
越中詩郎、永田裕志、獣神サンダー・ライガー
天龍源一郎、川田利明、TAJIRI
<セミやってやるって>
平成維震軍選抜「X」
RG
<第2やってやるって>
坂田亘、小路晃
大森隆男、安生洋二
<第1やってやるって>
ハッスル仮面イエロー、KG
大原はじめ、ザ・℃
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