柔道界から総合格闘技への転身は、PRIDEで戦った小川直也を筆頭に戦極の吉田秀彦、瀧本誠、DREAMの秋山成勲らが有名。金メダリストの転向は吉田、瀧本以来3人目だが、吉田、瀧本は全盛期を過ぎてから転向しており、21歳のバリバリの金メダリスト・石井の転身は異例だ。柔道以外では、レスリングのシドニー五輪銀メダリスト・永田克彦や、桜庭和志、五味隆典、山本“KID”徳郁らがおり、相撲界からは曙、戦闘竜らが転身している。
来月3日にも石井 総合格闘技の転向を発表
総合格闘技転向で揺れる柔道の石井慧が23日の園遊会で「ロンドンは目指しません」と発言したことに対し、吉村強化委員長は「詳しいことは分からんが、オレのスタンスは変わらない」と話し、強化の対象としない考えをあらためて明言した。先週末から石井の関係者は柔道関連企業に“お断り”の連絡を入れているという情報もあり、早ければ来月3日に石井の地元・大阪で行われる祝賀会で総合転向を発表することになりそうだ。
By スポニチ
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