西日本ボクシング協会は31日、大阪市内で緊急理事会を開き、金沢英雄会長を脅し、権限委任を強要したとして逮捕された4容疑者が経営などにかかわる中外、大星森垣、ホワイトフォックスの3ジムに無期限活動停止処分を科すことを決めた。
ボクシング界からの永久追放を意味する「除名」に次ぐ重い処分で、同協会では初めてという。また、同協会は日本ボクシングコミッション(JBC)へ3ジムに対するライセンス停止処分なども求めた。
この3ジムは今後、興行を禁じられ、所属選手も試合ができない。現時点で試合が決まっている選手は、西日本協会預かりという形で出場する予定。3ジムには男子の日本ランカー以上の選手はいないが、中外ジムには女子の世界ボクシング評議会(WBC)アトム級1位の池山直が在籍している。
大鵬健文・西日本ボクシング協会会長代行
「彼らが起訴されるかどうかは別として、ボクシング界のイメージダウンは計り知れない。除名でもいいくらいだ」
By サンスポ
PR