興毅6・27世界戦浮上!ただし条件は…デイリースポーツ - 2009/4/26 9:37
ボクシングWBA世界フライ級1位・亀田興毅(22)=亀田=が25日、合宿先のメキシコから帰国。現地6月27日に同級9位オマール・サラド(29)=メキシコ=との対戦オファーが亀田ジムに届いており、興毅は出場に前向きな姿勢を見せた。また、現地プロモーターが、WBAに同試合を暫定王座決定戦とするよう承認申請を行っていることも明らかになった。
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約2週間の合宿を終えて帰国した興毅は冷静な口調で切り出した。「オファーは来てる。まだ完全に決まったわけじゃないけど。向こう(メキシコ)のプロモーターに全部任せてあるから。チャンスがあるならどこででも試合をやりたい」。
その内容は、メキシコでの6・27サラド戦。プロモーターによると、WBAに暫定王座決定戦としての承認を要請し、返答待ちの状態という。亀田ジム・五十嵐紀行会長は「すべてお任せしている。どのような形になるかは現時点では分からない」と慎重な姿勢だ。
王者デンカオセーン(タイ)は前マネジャーのナリス氏に契約不履行の詐欺罪で訴えられており、21日にタイの警察署に出頭した。5月26日にタイで同級12位の久高寛之(仲里ATSUMI)との初防衛戦を予定しているが、起訴された場合、延期もしくは中止せざるを得ない状況にある。
メキシコで約1週間、三男・和毅と離れて、エディー・レイノソ・トレーナー宅に住み込んで練習したという興毅は「色々と勉強してきた。いい練習が出来た。いつでもどこででも試合が出来るように調整してる。勝負の年。絶対にチャンピオンになるよ」と誓った。
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