プロボクシング・バンタム級ノンタイトル4回戦(6日=日本時間7日、メキシコ・ネサアウアルコジョ市)「亀田3兄弟」の三男・和毅(17)=亀田=が修行中のメキシコでプロ4戦目(バンタム級4回戦)を行い、アルトゥーロ・デルガド(29)=メキシコ、3勝(1KO)4敗=に2回TKO勝ち。プロ4戦全勝(4KO)とした。
当初の対戦相手が前日計量に現れず、プロモーターが急きょ、デルガドとの対戦を組んだが、2回に強烈な左ボディーブローで逃げ回る相手の動きを止めた。さらに、ロープ際で左右の連打を浴びせ、レフェリーが試合を止めた。序盤の動きの硬さを反省する和毅は「全然あかんかった。練習してきたことを出せなかった」と、悔し涙で目を潤ませた。
応援に駆けつけた父・史郎氏(43)は「勝った試合で泣けるのはええこと。次に泣くときは、世界王者になったときのうれし泣きになるよう頑張れ」と激励。3月4日(さいたまスーパーアリーナ)、次男・大毅(20)との兄弟競演のノンタイトル戦を控え、メキシコで調整中の長男・興毅(22)=ともに亀田=も「ええ経験。今後に必ず生きてくる」と成長を認めた。
By サンスポ
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