青木が祝賀会で笑顔、大みそか出場は語らず=DREAM DREAMライト級新チャンピオン・青木真也の祝賀会が16日、都内ホテルで行われた。
青木はハイテンションで登場する試合時とはうって変わり、緊張の面持ちを隠せずに入場。各関係者の祝辞を恐縮して聞き入り、しきりに手汗を拭っていた。
師匠である中井祐樹パラエストラ代表が音頭を取った乾杯の後、報道陣の囲み取材に応じた青木は、「ありがたいですね。でも緊張するし、こういう機会は慣れないです。前の祝賀会は佐伯さん(DEEP代表)との焼き肉食べ放題だったからデカくなりすぎですよ」と、照れを見せながらも多くの人たちからの祝福に笑顔を見せた。
だが、今後について話が及ぶと「次の試合はまだ決まっていませんが、いつでも試合ができるようベストのコンディションを作ってます」と話したぐらいで、その後は口が堅くなり、関心の的である大みそかについても「青木真也個人として話せることは今の時点では何もないので、笹原さん(DREAMイベントプロデューサー/EP)に聞いてください」と答えるのみだった。
「1年で一番格闘技が注目される時だし、大みそかに試合ができるのは選手にとってうれしいこと。うそのない練習をして臨みたいし、出れるなら出たい」と出場への意欲は語った青木だが、希望する対戦相手、そして出場の有無など、具体的な話は何ら聞かれなかった。
青木に続いて囲み取材に応じた笹原EPも「(大みそかは)総合のカードは本当に何も決まってません」と言い、一部新聞紙上を賑わせた戦極との合同興行に関しても「どうなるか分かりません」と苦笑い。
DREAMでマイク合戦を繰り広げ、大みそかに実現が期待される青木vs.川尻達也のタイトルマッチに関しては、「多くの人に見てもらいたい気はあるが、大みそかは魔裟斗選手がメーンだし、そこでサブ的にやらせるのはどうか。やはりDREAMでやるべきではないかという気持ちの2つがあります」と悩める胸中を明かしていた。
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